『勝手にふるえてろ』『悪と仮面のルール』『ジオストーム』

<以下、ネタバレあり要注意>

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勝手にふるえてろ』< ☆ × 10 >

 教訓 : 女優松岡茉優、初主演にして代表作。

「痛い独身女」という手垢のついたキャラクターは

ともすればエキセントリックな言動に針が振り切れがちで

ステレオタイプな表現の枠から出ないが、

ファッション・生活感も含め実に実在感あるキャラクターに描き出している

脚本と松岡茉優の演技力が実に素晴らしい。

いや、いるよこういう人。

いや、世の中男女関係なくこういう人ばかりじゃないの?

職場で悪態つきまくった後、差し出されるタモリ倶楽部の手ぬぐいを

受け取ろうか躊躇している松岡茉優が最高に愛おしい。

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 『悪と仮面のルール』 < ☆ × 7 >

 教訓 : 愛 = 究極の独りよがり。

内容的には

多分原作(未読)ではキッチリ描き込まれているであろう

悪や邪の定義や人間関係やキャラクターの掘り下げを

2.5時間の映画にまとめる為にゴッソリ削っている感じで、

「何か凄い事が起こりそう!」という期待を膨まし続けたまま終わるのが何とも残念。

<絶対悪>とは何かご提示頂きたかった。

その期待感の源は役者陣の抑え目かつ凄みと狂気を含有した演技。

玉木宏吉沢亮中村達也光石研柄本明、、、、

役者陣が総じて素晴らしかった。

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ジオストーム』< ☆ × 5 >

 教訓 : プロの声優は偉大。

アンディ・ガルシア久々に見たなぁ。

所謂「頭空っぽでみるべし系B級映画」なのだが、、、、、

これがディザスター映画ならまぁそれで悪くない出来だとは思うが

話の根幹がサスペンスなのでそのデタラメさと雑さが目に余る。

まぁ、大雑把過ぎるものの骨組み自体は無難にまとめられているので

観れないというレベルの代物ではなかったが、

違和感バリバリの吹き替えの声優陣が最悪。

上川隆也山本耕史ブルゾンちえみ

「結婚しろ!」には笑う。